NEC、リアルタイムAI音声翻訳「DeepL Voice」を導入--グローバル会議での言語の壁を解消
NECは、DeepLのリアルタイムAI音声翻訳ソリューション「DeepL Voice」を導入した。「Microsoft Teams」に統合し、2024年12月1日から活用を始めている。DeepLが1月7日に発表した。 DeepL Voiceは2024年11月にリリースされた新しいサービスで、オンライン会議や対面での会話をリアルタイムで翻訳する。これにより、参加者全員が母国語で話すことができ、翻訳された字幕が表示される。また、モバイルデバイスでの1対1の会話もサポートしている。 NECは、50カ国以上で事業を展開しており、社内DXと働き方改革の一環として、国際的なコラボレーション強化を進めている。その中で、グローバルなオンライン会議における「言語の壁」の解消を目指してきた。 同社は、DeepLが日本法人を設立する前から同社の翻訳サービスを利用しており、「DeepL Pro」とAPIを幅広く活用してきた。また、DeepL Voiceのベータテスターとして、製品開発にも貢献している。