山田楓喜 ポルトガル1部ナシオナル移籍「会長が契約を認めた」過去C・ロナウドも所属
パリ五輪サッカー男子日本代表MF山田楓喜(23)がポルトガル1部ナシオナルに加入することになった。同国紙「レコルド」は「ナシオナルのルイ・アウベス会長は東京ヴェルディから右ウイングの山田との契約を認めた」と報じた。 山田は京都からレンタルで東京Vに加入。リーグ21試合に出場し、5得点をマークした。U―23アジアカップでは決勝のウズベキスタン戦でゴールを決め、チームのアジア制覇に貢献。23歳以下のメンバーで臨んだパリ五輪でもプレーした実力者で、有望なFKキッカーとしても知られている。来季に向けて東京Vへの完全移籍もささやかれていた中、山田は欧州行きを決断したとみられている。 ナシオナルはポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(現アルナスル)が育成年代のときに所属していたチーム。現在はリーグ15位と低迷しており〝降格圏〟となる16位ボアビスタとは勝ち点1差と、シーズン後半戦は厳しい戦いになるのは避けられないが、山田はチームの危機を救う活躍を見せられるだろうか。
東スポWEB