J2昇格の大宮 京都FW豊川雄太を完全移籍で獲得
来季J2昇格の大宮が京都FW豊川雄太(30)を完全移籍で獲得することが28日、分かった。複数関係者によるとすでに合意。磐田からもオファーが届いていたが、J2岡山や京都で師事した大宮・長澤徹監督(56)との共闘を選んだ。一両日中に正式発表される。 【写真あり】49歳人気モデル 元サッカー日本代表の年下夫とのクリスマス夫婦ショット披露「いつも素敵なお二人」の声 今季は負傷離脱の影響もあってリーグ25試合4得点に留まったものの、昨季は27試合10得点。憧れの元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスを彷彿させる力強い推進力や抜群のシュートセンスを持っている。また18年には当時所属したオイペン(ベルギー)では最終節ムスクロン戦でハットトリックを挙げて1部残留の立役者に。22年のJ2熊本との昇格プレーオフでは先制点を叩き込んでチームを救うなど、ここ一番での勝負強さが光る。 大手飲料メーカーのレッドブルが買収した大宮は横浜FCからDFガブリエルを獲得。J1クラブから正式オファーが届いていたFW杉本健勇も完全移籍で買い取ることに成功した。そしてJ1通算142試合24得点の豊川が悲願のJ1昇格へ向けて、翼を授ける。 ◇豊川 雄太(とよかわ・ゆうた) 1994年(平6)9月9日生まれ、熊本県熊本市東区出身の30歳。大津(熊本)から13年に鹿島入団。16年から2年間、J2岡山へ期限付き移籍し、オイペンやC大阪を経て22年に京都へ完全移籍。1メートル71、64キロ。右利き。