日本年金機構から「黄色い封筒」が届きましたが、休職中ですし無視してよいでしょうか?
延滞金はいくらになる?
なお、未納となっていた国民年金保険料を納める際は、未納となっていた本来の保険料の他、延滞金を加算された額で支払うことになる可能性もあります。 その際は、納付期限の翌日から納付日の前日までの日数に応じた延滞金がかかります。参考までに、令和6年度の国民年金保険料月額1万6980円について、納付期限の翌日から起算して3ヶ月延滞した場合は、合計200円の延滞金がかかります。 わずか3ヶ月の延滞で、元の金額の1%ほどの延滞金が付いてしまいます。延滞金の金額は、延滞期間が過ぎれば過ぎるほど高くなっていきます。 これが1年、3年、5年となれば、さらに延滞金の額は高額になっていくため、注意が必要です。
まとめ
日本年金機構から黄色い封書が届いた場合、それは国民年金保険料の延滞に関するものであると推測されます。国民年金保険料の支払いについて「休職中であるから」といって何も手続きをしなければ、延滞金が発生したり、最悪財産が差し押さえられたりする可能性もあります。 日本年金機構から通知が来た場合は急ぎ確認し、内容に応じた手続きをとるようにしてください。 執筆者:柘植輝 行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部