トヨタ「最大級ミニバン」に大反響! 「車高短した“エスティマ”みたい」「めちゃ見かける」の声も! ワイド&ローな「シエナ」の歴史とは?
エスティマ後継ミニバン「シエナ」の歴史に反響集まる!
1997年に北米市場でデビューした「シエナ」は、トヨタのミニバンとして、同社のミニバンである「プレビア(日本名:エスティマ)」の後継モデルと位置づけられています。 現在のシエナに至るまでの進化について、ネット上では多くの反響が寄せられています。 【画像】「超カッコイイ!」 これがトヨタ新型「”エスティマ後継”ミニバン」です!(30枚以上)
プレビアは、1990年に北米市場などのグローバル市場向けにデビューしました。 ボディサイズは全長4750mm×全幅1800mm×全高1780mm-1820mmで、同社が日本で販売しているミニバン「ノア/ヴォクシー」や「アルファード/ヴェルファイア」の間くらいのサイズ感です。 丸みのある「天才タマゴ」と称された未来的なデザインが特徴で、内装も曲線的なデザインで統一されていました。 シートは3列シートの7人乗りを基本に、8人乗り仕様も追加されています。 パワートレインには、最高出力135psの2.4リッターエンジン「2TZ-FE」とスーパーチャージャー付きの「2TZ-FZE」が採用され、4速ATと5速MTが用意されました。 駆動方式はミッドシップ(MR)と4WDから選択可能でしたが、競合他社が3リッタークラスのV6エンジンを搭載するなか、エンジンルームの狭さがネックとなり苦戦。 2000年に2代目が登場すると同時に北米市場での販売は終了し、後継モデル「シエナ」に引き継がれました。 1997年にデビューしたシエナは、フロントエンジンとFFレイアウトに切り替えられ、メンテナンスのしやすさとコスト面での利便性が向上しました。 ボディはプレビアよりも大きく、全長4840mm-4930mm×全幅1860mm×高さ1710mmと、広い車内と荷室スペースを提供し、ファミリー向けに最適化されています。 エクステリアは流麗なボディを引き継ぎつつ、より低く幅広いプロポーションへと進化。 3列シートの7人乗りと8人乗りを引き続き採用し、安全装備とエンターテインメント機能も充実させ、北米のファミリー層から高評価を得ました。 初代シエナのエンジンは、プレビアよりも強力な3リッターV6エンジン「1MZ-FE」が搭載され、最高出力197ps・最大トルク284Nmを発揮し、よりスムーズな走行を提供していました。 これ以降もフルモデルチェンジを繰り返し、2021年には現行モデルの4代目が登場。 さらに2024年には2025年モデルが発表され、全長5170mm×幅1990mm×高さ1740mmと再び拡大し、アルファードよりも大型化しています。 4代目シエナのデザインは、プレビアから続く流麗なスタイルを保ちつつ、6本スポークのダーク仕上げアロイホイールや、ツートンカラーのメタリッククラッドホイール、ダークカラーのグリルなどで洗練された印象を演出。 インテリアには「ハイブリッジコンソール」が導入され、高級感と利便性が両立されています。 3列シート7人乗りまたは8人乗りのシートレイアウトに加え、後部座席リマインダーやワイヤレス充電器、冷蔵庫付きコンソールなど、最新機能が充実しています。 パワートレインには2.5リッターのハイブリッドエンジンが搭載され、駆動方式はFFと4WDから選べます。 このように、プレビアは独自のデザインとレイアウトで存在感を示していましたが、シエナはその特徴を受け継ぎつつ、ファミリー層のニーズに応える広い車内と先進の安全技術を備えたミニバンへと進化を遂げています。 ネット上では、「ハワイでめちゃ見かけるわ」「旅行でアメリカへ行ったときよく走っていた」「ハワイのレンタカーでシエナはファミリーカーとして扱っているところ多い」など、実際にアメリカや特にハワイでよく走っているようです。 また、「ローダウンしたエスティマみたいで好印象」「カッコ良いし旅で乗るならすごい快適そう」「このローフォルムはほんと魅力的」など、流麗なデザインや広大な室内空間も好評を得ています。 そのほか「卵型の初代エスティマ乗っていたなあ」「どおりでどことなくエスティマ感が漂うと思ったわ」「サイズは大きくなってもエスティマの血は確かに感じるかも」など、エスティマを懐かしむ声も複数寄せられました。
くるまのニュース編集部