好エンジンのほとんどは伏兵が手中/ボートレース多摩川・ウェイキーカップ
ボートレース多摩川のGI「ウェイキーカップ開設70周年記念」が31日、開幕する。 通常の記念レースでは勝率上位のエンジンが使用されることが多いが、今節では近況の動きが良いかどうかで選定が行われた。そのため、連対率の低い36号機と66号機がここ2節で好調な動きを見せたことから、今節も使用されることになった。 36号機を引き当てた浜先真範は「重めな感じがして、伸びは良かったと思う。前回とは気象条件が異なるため、出足はなく、ターンではしんどい感じがした」とまずまずの評価。66号機を手にした若林将も「回転は合っていないものの、下がる感じはなかったので十分レースができると思う」と悪くない感触を示している。 一方、二大看板機として知られる70号機は横澤剛治が、32号機は重木輝彦が引き当て、主力メンバーの多くが素性の良いエンジンを得られなかった模様だ。 初日のDRメンバーには、前節の優勝機を手にした浜田亜理沙も登場。「加速するまでに時間がかかる」とのことで、現状ではさほどの強さは見られない様子。このDRでは、池田浩二の動きが際立っており、「前検にしては問題なし。ペラは綺麗な状態だったので、ほぼ叩かなくて良さそう」と機歴以上の感触を示した。
マクール