「エン・ネシリの後任に…」 イラン代表FWサルダル・アズムンの新天地はスペインに決定か?「近いうちに交渉が完了する」
セビージャは、バイエル・レバークーゼンが保有するイラン代表FWサルダル・アズムンのレンタルでの獲得が目前に迫っているようだ。スペインメディア『ElDesmarque』が、現地時間22日に報じている。アズムンは、2027年6月30日まで契約を残しているものの、今後の去就が不透明な状況となっている。 29歳のアズムンは、2022年冬にロシアのFCゼニト・サンクトペテルブルクからレバークーゼンに加入。しかし、ブンデスリーガでは期待されていたようなプレーが見せられず、23/24シーズンは、買取オプション付きでASローマにレンタル移籍となった。セリエAに活躍の場を移したが、リーグ戦23試合出場の3ゴールに留まり、ローマは買取オプションを行使しないことを決断した。新シーズンは、レバークーゼンに復帰することになったが、クラブはアズムンを構想外としているため、新たな買い手を探していると見られていた。 同メディアは、「退団が決定的となっているモロッコ代表FWユセフ・エン・ネシリの後任には、イラン代表FWのサルダル・アズムンが選ばれた。交渉は最終段階に入っており、セビージャは近いうちに交渉が完了することを望んでいる」と報じた。「ビクトル・オルタSD(スポーツディレクター)は、シャビ・アロンソ監督によって戦力外になっている点取り屋の状況を利用し、レバークーゼンからレンタルで加入することになる」と伝えている。 セビージャは、23/24シーズンのラ・リーガを14位でフィニッシュし、低調なシーズンを過ごしたにも関わらず、エン・ネシリは、リーグ戦で33試合に出場し、16ゴールと2アシストを記録した。アズムンには、エン・ネシリと同等か、それ以上の数字を残すことが期待されるが、スペインの地で本来の得点力を発揮することができるのだろうか。なお、報道によれば、アズムンの市場価格は、現在では800万ユーロ(約13億円)となっているようだ。
フットボールチャンネル編集部