ルイス・ネリ戦へ 井上尚弥が強力なパートナーらとスパーリング ネリとタイプ違うも「絶対にネリに当てはめることができる」
5月6日に東京ドームで行われるボクシング世界スーパー・バンタム級タイトルマッチに向け、練習を行っている井上尚弥選手は25日、スパーリングを行いました。 【画像】対戦を発表した会見では「何もさせずに勝つ」と意気込んだ井上尚弥選手 今回スパーリングパートナーとなったのはメキシコ出身のWBA世界スーパーバンタム級11位のケビン・ゴンサレス選手。 23年12月WBA挑戦者決定戦でムロジョン・アフマダリエフ選手と対戦し8回TKO負けを喫しましたが、これまで26勝1敗1分け(13KO)と実績は十分。 この日ゴンザレス選手と8ラウンドのスパーリングを行った井上選手。「一昨年のバトラー戦からラウンド数は多くしている。その延長線上として継続している。もともとの腰痛などの故障も少なくなったので長いラウンドをやっている」と8ラウンドのスパーリングを行った意図を語りました。 またゴンサレス選手とともにスパーリングパートナーとして元WBCユース・フェザー級王者ジョナタン・ロペス選手が来日。 5月に戦うルイス・ネリ選手とは2人とも異なったタイプのボクサーといいますが、「ただタイプの違う2選手に対して、自分のボクシングの幅を広げていけば、絶対にネリに当てはめることができる」と井上選手は語りました。