兵庫県知事不信任は「適切だった」8割超 本紙が全県議にアンケート
兵庫県議会による全会一致の不信任決議で失職した斎藤元彦知事が11月の知事選で再選されたことを受け、朝日新聞は、県議会の全議員86人へのアンケートを実施した。県議会が決議を行ったことの評価を聞いたところ、83%にあたる71人の県議が「適切だった」と回答。一方、「不信任の考えに変わりがないか」という問いには31人(36%)が「今は信任する」と答えた。 【図】不信任の判断をした議会としてどのような対応をとるべきか? 自由記述から ■不信任の考え「変わらない」15% 「今は信任する」36% 「今も変わらない」と答えたのは13人(15%)。「どちらともいえない」は36人(42%)だった。信任するか否か、知事選を経て多くの県議が揺れ動いていることがうかがえた。 アンケートは選挙後の11月21日、全県議86人(知事選後に辞職した1人を含む)にメールで依頼。実名で回答を求め、80人が応じ、自民の5人が回答を断り、辞職した1人は回答しなかった。
朝日新聞社