芝野名人が初の碁聖挑戦 囲碁、安達七段破る
囲碁の井山裕太碁聖(35)への挑戦者を決める第49期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)本戦トーナメントの決勝は27日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、216手で芝野虎丸名人(24)が安達利昌七段(33)に白番中押し勝ちし、初の碁聖挑戦を決めた。 芝野名人は神奈川県出身。14歳でプロ入りし、2019年、七大タイトル史上最年少の19歳11カ月で名人を獲得した。タイトル獲得歴は名人3期、王座2期、十段2期。 井山碁聖と芝野名人による七大タイトル戦の挑戦手合は9度目で、今年は十段戦に続いて2度目。5番勝負は6月21日に大阪市の日本棋院関西総本部で開幕する。