【40代、50代必見!】唇がふっくら!人気ヘアメイク広瀬あつこさんの「しぼみ唇解消メイク」
数々のメディアのメイク特集で活躍する、ヘア&メイクアップアーティストの広瀬あつこさん自身が日々実践しているエイジングケアメイク術をご紹介する連載。今回のテーマは「しぼみ唇解消メイク」。 30代の頃は似合っていたはずのリップの色が、今つけるとなぜかオバさんぽく見える…。でもリップを塗らなければ顔色が冴えず、寂しい老け顔に…。そんなジレンマで悩んでいる40代、50代の方に向け、広瀬さんが提案するのは、口紅を使わないリップメイク。 「40代、50代の唇は、輪郭がくっきりしすぎるとしぼんでみえてしまいます。思い切って『アバウトに』塗ることが大事なんです」と広瀬あつこさん。 「今回のオレンジのリップメイクの前に使っているのは、淡いベージュのリップペンシル。この連載の第9回でも紹介しています。似たような色みのものなら、ほかのリップペンシルを使ってもOKです。そしてリップは、くすみオレンジのマルチパウダーを使うことをおすすめします。 くすみオレンジは40代、50代の顔立ちをフレッシュに見せる万能カラー。パウダーを使うことで、自然と『アバウトに』仕上がるんです」
くすみオレンジでほんのりと覆い、リップクリームでふっくら立体感を!
写真左は、この連載の第9回「鼻の下短縮メイク」で行った、口角に影をつくり、淡いベージュのリップペンシルでふっくらと輪郭を描いた唇。右は、そのあと、くすみオレンジのパウダーを上から覆うように重ね、リップクリームでツヤを足して3Dな立体感を出した唇。唇が収縮したように見えることなく、ボリューミーに、かつ自然に顔立ちに溶け込んでいる。
■プロセス1 くすみオレンジのパウダーを指に取り、下地が動かないように置く
アイシャドウ、チーク、リップとマルチに使える、くすみオレンジのパウダー。連載第5回では、目の下の涙袋を強調するために使用した。これを薬指に取り、上下の唇に、上から覆うように置いていく。 口紅はあえて使わない。くすみオレンジのパウダーを、リップペンシルでつくった下地を動かさないように、上から覆うように重ねる。 「ポイントは、発色と輪郭がくっきり、ぱっきりせず、『アバウト』であること。40代、50代の皆さんは、長年のメイク経験から、リップはきちんと塗るものという意識が根づいていると思いますが、そのイメージをいったん取り払って下さい」