バイエルンDFキム・ミンジェがついに真価発揮か…昨季王者相手に圧巻プレーでMOM「すべてのデュエルで圧倒的」
今季全試合に先発
バイエルンの韓国代表DFキム・ミンジェがついに真価を発揮しようとしている。 2022-23シーズンにはセリエA35試合に出場し、ナポリの33年ぶりのリーグ制覇の立役者となったキム・ミンジェ。そして昨年夏にはバイエルンへと5000万ユーロ（約87億円）で移籍した。しかし、1年目は激しいポジション争いの中で遅れを取り、ビッグマッチで決定的なミスも犯すなどブンデスリーガ25試合の出場に留まっている。 ヴァンサン・コンパニ監督が就任した今季はここまで全試合に先発。シーズン序盤は不安定なプレーもあって批判を浴びていたが、徐々に安定感を見せるように。28日に行われたブンデスリーガ第5節レヴァークーゼン戦（1-1）では圧巻のプレーを披露。陸空問わずことごとく前への積極的な潰しを見せ、相手FW陣に自由を与えなかった。 ドイツ紙『キッカー』ではマン・オブ・ザ・マッチに選出され、「キムは、地味なレヴァークーゼン相手に多くのチャンスを阻止する必要はなかったが、すべてのデュエルと空中戦で圧倒的で、何よりも説得力があった」と評価されている。
