フリーエージェントとなったT・ヘルナンデスの去就がいまだ決まらない。(C)Getty Images

　フアン・ソトのニューヨーク・メッツ移籍が決まって１週間以上経った今も、テオスカー・ヘルナンデスはロサンゼルス・ドジャースのフリーエージェントに名を連ねている。これが想定外の事態だと現地17日、地元メディア『Dodger blue』が伝えている。 【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 　同メディアは、MLB公式サイト『MLB.com』のマーク・フェインサンド記者の記事を引用。「ヘルナンデスは、３年契約で年間2,400万ドル(約36億円)以下の契約しか望んでいない」としている。 　 　ドジャースとヘルナンデスは、両者ともに再契約に向かっているように見えたが、いまだ合意に至っていない。そのため、ボストン・レッドソックスやトロント・ブルージェイズが、3年契約で年間2,200万ドル(約33億円)から2,400万ドル(約36億円)を求めているヘルナンデスと契約する可能性も出てきた。 　ヘルナンデスのフリーエージェントが決まらないのは、32歳という年齢に加え、守備に不安があり、三振が多いためで、ほとんどのチームが納得できない契約を求めているためだとの見方もあった。 　ダラスでのウィンターミーティングの終了時点では、ドジャースとヘルナンデスは契約合意に近づいていたと報じられたが、まだ実現していない。今後の動向に注目したい。 構成●THE DIGEST編集