阪神・桐敷 中継ぎの極意を藤川新監督に学ぶ 今季リーグ最多70試合登板、疲労対策がオフのテーマ
“球児ロード”を歩む!阪神・桐敷拓馬投手(25)が20日、藤川新監督から中継ぎの秘けつを学ぶことを意気込んだ。 「中継ぎで多く登板されている方なので技術というか、長いシーズンを投げていく秘けつというか。どういうふうな心境、どういう考え方でやられていたのかなっていうのは聞いてみたい」 今季はリーグ最多の70試合に登板し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得する大車輪の活躍。疲労感には「今のところはそんなに感じないですけど。『絶対来年に今年のあれ(登板)が響く』と周りからよく言われているので。このオフにやっていければ」と話す。 藤川監督は2005年に80試合、07年には71試合登板を経験し、22年間の現役生活を走り抜けた。指揮官について「本当に野球を知っている方」と桐敷。リリーフの“レジェンド”に極意を学び、来季につなげたい。 この日は甲子園を訪れ、ウエートレーニングなどで汗を流した。来季へは「疲労がたまってくると使いにくくなったりしちゃうので」と可動域を広げることや、インナートレーニング、筋力アップなどに注力する考え。「外部のトレーナーさんとかに教わって、そういうメニューとかも教わりながら」と明かした。 先発再転向の可能性には「特に考えてないですね」ときっぱり。「任された場面で投げられれば。1軍で戦力になっていくのが、現役を続けられるのかなと思うので」。充実のオフを過ごし、新監督の下でも躍動する。