河端朋之が12年ぶり2度目のスプリントV…全プロ自転車競技大会
◇第71回全日本プロ選手権自転車競技大会(27日、高知競輪場) 昨年と同じ組み合わせになったスプリント決勝は、河端朋之(39)=岡山・95期=が雨谷一樹にリベンジを果たし、12年ぶりの同種目制覇。10月17日からのG1「寛仁親王牌」(弥彦)の初日優秀「日本競輪選手会理事長杯」のシード権を獲得した。 河端が12年ぶり2度目の制覇だ。23番目に登場した予選の200メートルFTTでは、10秒283をマークして1位通過。昨年と同じカードとなった決勝では2連勝で雨谷一樹を下して雪辱を果たした。「12年ぶり? みたいですね。まぁ巡り合わせですかね」と白い歯をのぞかせ「勝負のあやもあったし、周りが逆に焦ったのかな。自分のタイミングで駆けようと思っていたら、相手が先に駆けたので」と振り返った。 10月の寛仁親王牌(弥彦)では優秀「日本競輪選手会理事長杯」スタートが決まったが「理事長杯、特選、どちらでも厳しい戦いなので正直、どちらでも、と思って、今回は競技を楽しもう、と思って走った。でも、優勝できたし、次はG1(高松宮記念杯)なのでしっかり走りたいですね」。そろそろ競輪でも結果を出したいところだ。
報知新聞社