【ジャパンC われかく戦う】ドウデュースで挑む友道師「日本での真剣勝負で海外勢には負けられない」
「そうらしいですね。特に気にしていませんが、達成できるように頑張りたいです」
――意気込みを
「日本での真剣勝負で海外勢には負けられないです。ドウデュース自身も現役生活は残り少なくなってきていますが、無事にレースに出走させたいです」
■友道康夫(ともみち・やすお) 1963(昭和38)年8月11日生まれ、61歳。兵庫県出身。89年5月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。同年9月から栗東・浅見国一厩舎で厩務員。96年11月から栗東・松田国英厩舎で調教助手。2001年に調教師免許を取得して、02年に栗東で開業。08年の天皇賞・春(アドマイヤジュピタ)でGⅠ初勝利。日本ダービー3勝(16年マカヒキ、18年ワグネリアン、22年ドウデュース)は現役最多。ジャパンCの出走回数は現役最多の17回で、17年にシュヴァルグランで勝利。JRA通算5128戦755勝(うち重賞はGⅠ20勝を含む69勝)。
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★18日のドウデュース…ドウデュースは全休日のこの日、滋賀県・栗東トレーニングセンターの自厩舎の馬房で過ごした。大江助手は「相変わらず元気はあります」と様子を伝えた。17日は坂路でラスト1ハロン11秒7(55秒2)をマークしており、「少し動かさないと有り余るエネルギーを発散できないですから」と笑った。前走の天皇賞・秋では強烈な末脚でGⅠ4勝目をマーク。「あのパフォーマンスには僕たちも驚かされました。1つでも多くタイトルをとれるように頑張ってほしい」と願った。
★今年の外国馬…ジャパンCは日本馬が2006年のディープインパクトから18連勝中。GⅠ6勝のディープインパクト産駒オーギュストロダンを筆頭に、今年は強豪の外国馬が3頭参戦する。キングジョージⅥ&クイーンエリザベスSの勝ち馬でプレレーティング125ポンドと出走馬中トップのゴリアット、独ダービー&バーデン大賞勝ちのファンタスティックムーンが05年アルカセット(英)以来の外国馬Vを狙う。