「毎日のように怒られていた」ヤクルト青木宣親(42歳)じつは早稲田大で“怒られ役”だった! 引退後に恩師が語った「彼は指導者の資質がある」
「あの頃の怒られていた青木じゃない」
2018年シーズンにヤクルトに復帰した青木は、衰え知らずのバットマンとしてだけでなく、リーダーとしても先頭に立ち 続けた。若い選手に寄り添い、アドバイスを送り、時に鼓舞する。その存在は'21年の日本一、'22年のリーグ連覇に導いただけでなく、選手に大きな影響を与えチームに財産を残した。教え子のそんな姿に、野村元監督は胸が熱くなったという。 「あの頃のよく怒られていた青木じゃない。人間的に一回りも二回りも成長したその姿にびっくりしました。彼は指導者としての資質がありますよ。これからの活躍をずっと見ていたい。でも僕には、そういう時間はないんですけど......。彼が立派な指導者になることを心から祈っています」 その言葉を聞いた青木が涙をこらえる。 あの頃のように、背筋は伸びたままだ。 <前編から続く>
(「Number Ex」佐藤春佳 = 文)
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