<僕のヒーローアカデミア>青年期のAFOを演じる神谷浩史の声が“魅力的”と話題に「悔しいけど色気ありすぎ」「憎めないじゃないか…」
堀越耕平による大人気コミックを原作としたTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」(毎週土曜夕方5:30-6:00、読売テレビ・日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第156話が9月21日に放送された。常闇踏陰による渾身の攻撃も虚しく、どんどん若返り凄まじい力を取り戻すオール・フォー・ワン(AFO)。大塚明夫からバトンを受け継ぎ、青年期のAFOを演じる神谷浩史の声にSNSで反響が続出した。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】芦戸三奈との関係が尊すぎる…切島鋭児郎(ほか、第156話場面カット) ■「僕のヒーローアカデミア」 本作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2014年32号から10年にわたり連載された堀越耕平による人気コミックを原作としたアニメ作品。総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界を舞台に、“無個性”の少年・緑谷出久(通称:デク、CV:山下大輝)が、憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトの“個性”を受け継ぎ、名だたるヒーローを多く輩出する雄英高校のクラスメイトたちと共に最高のヒーローを目指していく物語だ。 “ヒロアカ”の愛称で親しまれ、原作漫画は最新41巻まででシリーズ世界累計発行部数が1億部を突破。現在テレビアニメ第7期が放送中、さらに劇場版第4作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」が公開中となっている。 ■神谷浩史が演じる青年期のAFOに反響続出 ジェントル・クリミナル(CV:山寺宏一)とラブラバ(CV:堀江由衣)、レディ・ナガン(CV:種崎敦美)に続いて、夜嵐イナサ(CV:岩崎諒太)、肉倉精児(CV:古川慎)、現見ケミィ(CV:茅原実里)ら士傑高校ヒーロー科のメンバーもヒーローたちに加勢。 戦いが激化する中、常闇踏陰(CV:細谷佳正)がオール・フォー・ワン(AFO/CV:大塚明夫)に、“個性”「黒影(ブラックシャドウ)」の大技「深淵闇躯 光明(ブラックアンク バルドル)」を叩き込む。だが、AFOはさらに若返り、それに伴って凄まじい力を見せつけるのだった。 これまで大塚明夫の重厚感と威厳に満ちた声と演技で視聴者を震え上がらせてきたAFO。そのAFOの青年期を演じるのは、〈物語〉シリーズの阿良々木暦や、『進撃の巨人』のリヴァイなど数々の人気キャラクターに息を吹き込んできた神谷浩史だ。 その声には若さ特有の瑞々しさもあるが、ラスボス感は一切失われていない。より一層ヒーローたちを絶望に落とすには十分だ。しかし、その声があまりに魅力的すぎるあまり、複雑な心境になる視聴者も多かったようで、SNSでは「若かりしAFOのCV神谷浩史なの解釈一致すぎて感動した」「若かりしAFO声優神谷浩史でマジ勝てる気がせん」「悔しいけど色気ありすぎ」「憎めないじゃないか…」という声が上がった。 ■芦戸&切島の尊すぎる関係性 そんな中、群訝山荘跡にギガントマキア(CV:間宮康弘)が現れ、なぜかAFOを襲う。その頭上にいたのは心操人使(CV:羽多野渉)と切島鋭児郎(CV:増田俊樹)だったーー。 そこから数十分前に遡る。蛇腔病院跡のギガントマキア拘束施設前にいた切島たちは奇襲を仕掛けてきた敵(ヴィラン)たちと戦っていたが、ついにマキアが起きてしまう。その時に備え、戦地から離れた場所に匿っていた心操を呼びに行く切島。しかし、心操はかつて爆豪勝己(CV:岡本信彦)を襲ったヘドロヴィランに体を捕らわれていた。 Mt.レディ(CV:名塚佳織)もマキアに圧倒される絶望的な状況の中、立ち上がったのは芦戸三奈(CV:喜多村英梨)。彼女は“個性”の「酸」の大技「アシッドマンALMA」をギガントマキアに放ち、そしてヘドロヴィランにも溶解液を放つ。その結果、ヘドロヴィランの拘束から解放された心操は“ペルソナコード”で再現したAFOの声でマキアを洗脳することに成功。そのまま敵(ヴィラン)を一掃する。 芦戸は安心した表情を浮かべるが、高濃度の溶解液を体から出したことによる重度の脱水症状を起こしていた。そんな彼女を抱きとめたのは切島だ。中学時代、謎の大男から友人を守る芦戸を目撃するも陰から見ていることしかできなかった切島。ヒーローと敵(ヴィラン)の全面戦争の際に、その大男こそマキアであることが判明。襲われた芦戸を切島が助けた。その時の借りを返したという芦戸に、切島は「んなもん返さなくたって… おめーはずっと俺のヒーローだバカ!」と言い返す。切磋琢磨し合いながら成長していく二人の関係が尊すぎる…! ■ギガントマキアがAFOに反旗を翻すが…… その後、洗脳したマキアとともに群訝山荘跡に駆けつけた心操と切島。心操の「洗脳」は軽い衝撃で解けてしまうため、その支配権をAFOに奪われる危険性もあったが、二人は賭けに出た。しかし、AFOに攻撃によりマキアが自我を取り戻してしまう。 すると、マキアはAFOに「何故俺を置いていった」と問いかける。全面戦争時、死柄木弔(CV:内山昂輝)の匂いと声で彼の体を支配しているのが忠誠を誓った主人・AFOであることに気づいたマキア。その主人が自分を置き去りにしたことに対して「ずっと信じて待っていたのに!」と怒りをぶつける。 だが、反旗を翻したマキアに「殺処分だ」と容赦無く攻撃を加えるAFO。続けて攻撃を受けたMt.レディも、常闇、ホークス(CV:中村悠一)も大ダメージを負う。次の瞬間、強い光がAFOから放出し、一瞬にして辺りが瓦礫と化す。常闇の”個性”を奪おうとするAFOにホークスは最後まで立ち向かうが、そのまま「剛翼」の”個性”を奪われてしまった。しかし、自身もボロボロになった峰田も「常闇の黒影<ダークシャドウ>奪んじゃねえよ…!」と抵抗する。「巻き戻し」が進行していることで一分一秒が惜しいAFOは、ホークスたちヒーローに「何も守れなかったな」と言い放ち、死柄木を目指して飛び去って行った。 「まだ希望は…」と呟くホークスの弱々しい声で幕を閉じた第156話。視聴者からは「ホークスの“個性”…嘘でしょ……」「Mt.レディもホークスも皆ぼろぼろでつらい」「最後まで常闇くん護ってたホークス泣ける」「まだ希望はある…よね?」という声が上がった。 ※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」 ■文/苫とり子
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