〔NY外為〕円、150円近辺(21日朝)
【ニューヨーク時事】週明け21日午前のニューヨーク外国為替市場では、新規の取引材料不足の中、海外市場の円売り・ドル買いの流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=150円近辺に下落している。午前9時現在は149円90銭~150円00銭と、前週末午後5時(149円48~58銭)比42銭の円安・ドル高。 米長期金利の指標である10年債利回りが4%台で高止まりしており、海外市場で円売り・ドル買いが優勢となった。ニューヨーク市場はこの地合いを引き継いでいる。ただ、新規の手掛かり材料に乏しく、方向感を探る展開となっている。 市場の次の注目材料は、米民間有力調査会社コンファレンス・ボード(CB)がこの後発表する9月の米景気先行指数。市場予想(ロイター通信調べ)では、前月から0.3%の低下が見込まれている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0850~0860ドル(前週末午後5時は1.0862~0872ドル)、対円では同162円70~80銭(同162円45~55銭)と、25銭の円安・ユーロ高。