大阪・関西万博「これがあったら見に行きたい!」男女500人に聞いた大調査の結果
マツケンサンバに大谷翔平、K-POP
来年の万博チケットは種類が豊富で料金体系もさまざま。夜間入場のチケットは最安値の3700円で、最高額は会期中いつでも入場できる「一日券」の7500円となる。正直、高いのか安いのかよくわからないからか、アンケートでは入場料に関する提案が多く集まった。 「無料になるなら多くの人が来場するはず」(神奈川県・57歳・男性)、「遠方からでも遊びに行きやすくなる旅行プランが欲しい」(北海道・44歳・男性)、「無料で入れるパビリオンが一部でもあれば行きたい」(宮城県・56歳・女性)など、無料、あるいは格安プランを推す声が多数。 また「日本人割引をしてほしいけど不公平感があるので、浴衣や着物を着て来場した人は半額になるなど、特典があるとうれしい。日本の雰囲気が味わえるので、海外の人も喜ぶのでは」(大阪府・35歳・女性)という特別割引の案も寄せられた。
また、イベントの“顔”でもある公式キャラクターの『ミャクミャク』には「ミャクミャクの知名度は関西圏以外ではゼロだと思う。 地方のゆるキャラ諸先輩方と一緒にローカルニュースで取り上げられれば、一気に認知度が上がると思うので、ゆるキャラと一緒にPR活動してほしい」(北海道・53歳・男性)や「ふなっしーを呼んでバンドを組んでほしい」(京都府・55歳・女性)などの声が集まった。ミャクミャク単体での知名度の低さに不安がある様子。 風変わりなイベントを愛好する漫画家でコラムニストの辛酸なめ子さんは、世界中の国が集結する万博ならではのアイデアを提案してくれた。 「ミャクミャクは、デザインの選考中から不気味なデザインが話題になっていますよね。万博で世界各国にいる“ホラーゆるキャラ”が一堂に会するパレードがあるなら見てみたいです」 おどろおどろしいゆるキャラの大行進……ぜひ実現してほしい! そして、ゆるキャラ以外にも有名人の力を借りる案も挙がった。 「大谷翔平が来てくれれば万事解決すると思う。その分、高額なギャラと交通費がかかりますが……」(佐賀県・61歳・男性)、「大谷翔平の野球教室」(鹿児島県・55歳・男性)など、世界のオオタニを召喚するアイデアが寄せられている。 そのほか「マツケンサンバの盆踊りがあれば行きたい。盆踊りを一周回ったら、参加賞のマツケンうちわを配ってくれるなら本人不在でも行きたい!」(大阪府・35歳・女性)など、若い世代に人気を集める“マツケン”の投入を切望する声も。 「日本の著名人だけでなく、韓国のパビリオンで超人気K-POPアイドルのライブを行えば、集客につながる可能性は高いです。ただ、ライブの日にのみ人が集まることになるので、長期間開催される万博には向いていないかもしれませんね」(小野さん)