Xの無料運用、それ本当に効果的? 逆にコスト増? 有料アナリティクスで無駄なくスマートな分析を!
「データをエクスポート」をクリックすると、CSV形式のファイルをダウンロードできます。
□ 3.ダウンロードしたデータをそれぞれ開いた状態
「By Tweet」では投稿ごとのデータ、「By day」では投稿日ごとの集計データを見ることが可能です。ダウンロードしたデータは、投稿ごとのデータや日ごとの集計データとして利用可能で、必要に応じてExcelやスプレッドシートで加工・集計できます。
無料アナリティクスのメリット・デメリット
最大のメリットは「無料」で利用できることです。しかし、CSVファイルを扱うためにはExcelやスプレッドシートでの中級以上の操作スキルが求められるため、操作に時間がかかる点がデメリットです。実際にクライアントがデータを利用する際も、ある程度のスキルがないと手間取ってしまうでしょう。 さらに、元のデータが月単位のダウンロードとなるため、複数月にまたがる投稿の分析がしづらいことも生じます。すべてにおいて、時間がかかることから、実質的に「人件費」がかかる点も無視できません。
Xプレミアムに課金しアナリティクスを見るメリット
現在のXプレミアムでは、視覚的に分かりやすく、データ項目が豊富なアナリティクス機能が提供されています。CSV形式のダウンロード機能も充実しており、分析に必要なデータを効率よく取得できます。
[参照] Xプレミアム料金と使える機能(2024年11月8日現在)
まとめ
アナリティクスは、報告用に月1回の確認で済むかもしれませんが、運用担当者やサポート担当者はいつでも確認できる状態にしておくことが重要です。「何が成果をもたらしたのか」を意識し、成功した施策は続け、課題があった施策は改善することがSNS運用の基本です。 アナリティクス閲覧のために毎回ダウンロードが必要な状態は「面倒」で、効率化や継続の妨げになります。 Xのサブスク料金は比較的低価格で多機能です。ぜひ一度検討してみたらよいと思います。他にもSocialDog(https://social-dog.net/ja/)やSINIS()など便利な外部ツールもありますので併せてご検討ください。 皆さんのSNS運用が効率的になることを願っています! 伊藤雅恵()でした。