「彼女はずっと脅威だった」デビュー戦ハットの偉業を成し遂げた清家貴子、ブライトン指揮官は称賛「これ以上のスタートはない」
ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ウィメンのダリオ・ビドシッチ監督が、デビュー戦でハットトリックの偉業を成し遂げたなでしこジャパンFW清家貴子を称えた。クラブ公式サイトが伝えた。 【動画】清家貴子がデビュー戦でハットトリックの衝撃ゴールショー! FA女子スーパーリーグ(FAWSL)は今週末に開幕。ブライトンは21日にエバートン・ウィメンと対戦し、4-0で勝利を収めた。 今夏、三菱重工浦和レッズレディースからブライトンへと加入した清家。2023-24シーズンのWEリーグでは、22試合で20ゴールを記録し圧倒的な差をつけて得点王に輝くなど、持ち前の攻撃性能が開花。WEリーグMVPも受賞するなどした中、海外へ挑戦した。 清家にとってブライトンのデビュー戦となった開幕戦。29分に敵陣でボールを奪うと、相手GKが前のめりなのを見逃さず、右足の浮き球シュートで先制弾。後半に入っても、56分に大外で左サイドからのクロスにヘッドで合わせ、2点目をマークした。 さらに、3-0の75分にはバイタルエリアのやや右寄りに持ち上がり、豪快な右足ミドルが炸裂。チームを4-0の快勝スタートに導きつつ、個人としてもデビュー戦でハットトリックの偉業を達成した。 誰もが驚く圧巻のパフォーマンスを残した清家。ビドシッチ監督は、試合後に手放しで清家を称賛。一方で、3点目のミドルシュートは最初はパスをしてほしかったと明かした。 「これ以上のスタートはない。キコは素晴らしかった。これは我々が取り組んできたことだ。彼女がゴールを決める能力を持っていることはわかっており、彼女を良いポジションに置こうと努めた」 「彼女はずっと脅威だったと思う。彼女とフラン・カービーは右サイドで本当に良い連携を見せ、一日中脅威だった」 「最後のゴールを決めた時、私は彼女にパスをするように叫んでいたかもしれない。でも、彼女が言うことを聞かずに、代わりにゴール上の隅にボールを入れてくれたのは良かった」 圧巻のパフォーマンスを見せた清家だが、ブライトンの自説はマンチェスター・シティ・ウィメン。なでしこジャパンの仲間も多く所属する強豪相手にどんなプレーを見せるか注目だ。
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