残念…。2024年、日本代表で輝けなかった選手(5)レギュラー→一気にサブ降格…。アジア杯で散々だった若きDF
日本代表は、11月に行われた中国代表との試合を最後に2024年の全活動を終えた。この1年を振り返ると、森保ジャパンには多くの選手が招集されたが、必ずしも全員がアピールできたわけではない。むしろ実力を発揮できなかった選手もいる。今回は、今年の日本代表で活躍することができなかった実力者をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
DF:菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 生年月日:2000年6月28日 2024年代表成績:6試合1得点0アシスト レギュラー候補から一転してサブへ。2024年は菅原由勢にとって悔しさが残る1年となった。 2023年3月におよそ2年半ぶりに日本代表メンバーに名を連ねた菅原は、同年の1年間で行われた10試合のうち7試合で先発出場。酒井宏樹らがチームから離れた中、完全に日本代表の右サイドバックのポジションを掴んだかと思われた。 ところが、2024年1月から行われたAFCアジアカップ2023で低調なパフォーマンスに終始したことで序列を下げる。特に初戦のベトナム代表戦での低調なパフォーマンスはショッキングで、あわや退場という危険なシーンもあった。この大会期間中に右SBのレギュラーポジションを毎熊晟矢に譲っている。 6月から日本代表の基本システムが[3-4-2-1]となると、さらに序列がダウン。堂安律と伊東純也に次ぐ右ウイングバックの3番手となり、6月以降は2試合の出場に留まった。所属するサウサンプトンでもサブに甘んじるなど苦しい戦いが続いており、来る2025年こそ良い年にしたいところだ。
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