【速報】パワハラ疑惑の知事「告発者探し」を『告発された当事者』が担当したことは「問題なし」と持論 自身の疑惑を告発した職員は「保護対象ではない」と見解【百条委員会 証人尋問】
■当時の総務部長から「外部調査すべき」と進言「なかった」と知事
また、当時の総務部長から内部調査の前に、第三者による外部調査を進言したとされることについて、知事は「進言はなかった」と否定しました。 【斎藤知事】「第三者委員会をやりましょうとか、そういう話はなかったと記憶しています。むしろ懲戒を含めた可能性があるところなので、人事課でしっかり調査していくことが大事だという風になったと記憶しています」 「(第三者委員会で調査)すべきだと進言を受けた記憶はないですね」 Q.「すべきだ」ではなくても、こうした問題は第三者委員会で調べる方法もあるといったことを協議した記憶はないのか? 「記憶はないですね。進言を受けたという記憶はないです」 Q.協議をしたかです 「第三者委員会について協議をしたというところまでの記憶はないですね。話には出たかもしれないですけど、積極的に彼らがやりたいという話でもなかった。人事課の調査で十分だという話になった」 Q(第三者委員会のことが)話にはでたかもしれない? 「かもしれないです」 Q元局長の懲戒処分は、公益通報を待ってから処分すべきとの進言は受けてますよね? 「私の認識はそれを受けたことはないです。ないと記憶しています」 「調査に時間がかかりそうだとかいう報告は受けたことがありますが、公益通報を待ってからやる(処分する)べきだというような進言を受けたことはないです」
■元局長は「保護対象ではない」 辞職については「仕事をしっかりやっていくことが私の責任の取り方」と否定
加えて斎藤知事は「公益通報の結果を待たずに元局長の処分を人事課に指示したのか?」と問われ「私がそういった指示をしたという記憶はないですね、記憶上指示はしてないと思います。『公益通報待たずに処分をしろ』とかそういったことは私は言ってないと思います」と述べました。 自身の疑惑を告発した元局長が公益通報保護の対象になるかについては、「告発文に『事実相当性がない』ので、告発した元局長は保護対象にならない」との認識を示しました。
また、元局長が「死をもって抗議する」というメッセージを残し、ことし7月に死亡したことについて見解を問われた斎藤知事は「亡くなられたことは、大変つらいですし、お悔やみは申し上げたいと思います」 「ただ、亡くなられたということは、ご本人にしか、その理由というものはわからない。今回、私としては、県として色々ご指摘頂きましたけど、処分についても公益通報されているということでしたけど、やっぱり4つの非違行為が判明して、認定した以上、処分をするというのが人事行政の進め方ですし、私は亡くなったことは大変残念だと思いますけども」 「亡くなられた原因は本人にしかわからない中で、私たちとしては、これまでの対応はしっかりやってきたという中で今に来てますので、亡くなられたことは大変残念だと思いますけど、我々の対応としては今まで、一つ一つやってきたということです」と述べました。 自身の進退については、「仕事をしっかりやっていくことが私の責任の取り方」と述べ、改めて「辞職」を否定しています。
関西テレビ