倉田真由美さん “医療従事者に感謝を”ブルーインパルス飛行に思ったこと「おかしいだろ、と言いたいの」
漫画家・倉田真由美さん(53)が9日に自身のX(旧ツイッター)を更新。20年5月、新型コロナウイルスの対応に当たっていた医療従事者らに敬意と感謝の気持ちを示すため、航空自衛隊の「ブルーインパルス」が都心を飛行した件について言及した。 【写真あり】医療従事者らへの感謝のため飛んだ「ブルーインパルス」 倉田さんは「ブルーインパルスを飛ばしたよね。『医療従事者に感謝を』。これもまた大きな予算つかって。あの時、あれを礼賛している人が多いのに震えた」と振り返る。 「いや、頑張っているのは皆でしょ。休業をやむなくしている人だって、皆頑張っていた。頑張らされていた。私は職業差別は嫌いだ。しかし差別を差別と感じず内包している人の多さに悲しくなったものだ」と思いをつづった。 また「福島の除染作業に当たってくれている人たちにブルーインパルスを飛ばそうなんて、一度でも話出た?当初は文字通り本当の命賭けだったはずだけど」といい「飛ばすべきだった、と言いたいのではない。おかしいだろ、と言いたいの」と記していた。