3つ巴の大激戦 維新・公明の直接対決に「大掃除する」と前職・立憲(大阪16区)【衆院選2024】
「自分はチャレンジャーとして頑張りたい」と話す山本候補。 演説では、声をからしながら、議席の死守を訴えます。 【公明党・新人 山本香苗候補(53)】「小選挙区で1番じゃないといけない。2番じゃダメなんです。1番じゃないとダメなんです。是非ともみなさん、山本香苗を衆議院に送り出していただきたい。勝たせてください。よろしくお願いします」
■「維新と公明を“大掃除”する」 立憲・前職 森山浩行候補
先週、地域のイベントで、公明党の山本候補と北側さんに挟まれて座るのは、立憲民主党公認の前職、森山浩行候補(53)。 【立憲・前職 森山浩行候補(53)】「いつもイベントがある時は隣になる。北側さんが、この15年くらい隣に座っても、一言もしゃべってくれないから、困ってた」 森山候補は、2009年の衆院選で、北側さんを破って初当選しましたが、直近2回の選挙では比例復活に甘んじてきました。 しかし、今回維新が立候補し、3つ巴の争いとなったことで、小選挙区での勝利を目指しています。 【森山候補の支持者】「公明の基礎(票)と維新の基礎(票)も知ってはりますよね。それを見ても戦える?」 【立憲・前職 森山浩行候補】「無党派・政党支持なしの人たちと、自民党支持の人たちの動向(が鍵)なんですよ」 街頭では、無党派層を意識し、大阪でこれまで協力関係にあった維新と公明を「大掃除」することが必要だと訴えます。 【立憲・前職 森山浩行候補】「行き過ぎた行政改革により、地方政府の機能を棄損(きそん)してきたり、文化をないがしろにしたり、こういったことを維新・公明の政治でやってきた。この維新・公明が仲間割れした選挙です」 先週末には、枝野幸男元代表が応援にかけつけました。 【立憲民主党 枝野幸男元代表】「規制緩和で競争だ、民営化で小さな政府だから自己責任でやれ。これでは、日本の力が、日本人の力が落ちていくし、そして引き出せない。だからこの30年、日本は失われた30年と言われている」
「活動量だけは絶対負けていない」と話す森山候補。 商店街を練り歩いたり、子どもたちに向けて演説したりと、さまざまな場所で自分の訴えを聞いてもらうことにしています。 【立憲・前職 森山浩行候補】「子供らがどんな環境で生まれ育っても、ちゃんとご飯食べて、お医者も行けて、やりたい勉強やクラブ活動もできて、社会で活躍できる、そんな日本を取り戻していきましょう」 互いに一歩も譲らぬ3つ巴の争いを制するのは、誰になるのでしょうか。 (関西テレビ「newsランナー」2024年10月25日放送)
関西テレビ