Sosa Metalworks初の電動バイクカスタム そこに込められた創り手の想いとは?
軽量なワンオフ・アルミ外装
米国カリフォルニアを拠点とする電動バイクメーカー「Ryvid(ライヴィッド)」は、ラスベガスにあるSosa Metalworks(ソーサ・メタルワークス)が製作したカスタムバイクを公開しました。 【画像】Sosa Metalworksが手掛けたRyvidの電動バイク「Anthem」カスタムを画像で見る(11枚)
航空宇宙産業をルーツに持つRyvidは、最大120kmの航続距離、最高速度120kmを発揮するネイキッドタイプの「Anthem(アンサム)」や、モタードスタイルの新型モデル「Outset」などを開発・製造する電動バイクブランドです。 また、カスタムを担当したSosa Metalworksは、2012 年にクリスティアン・ソーサ氏が弟のロベルト氏ともに創設したショップで、高い板金技術に定評のあるカスタムビルダーとして知られています。
Anthemをベースにしたカスタムバイクは、2023年に開催されたOne Motorcycle ShowでRyvidの創設者であるDong Tran氏とクリスティアン・ソーサ氏が出会ったことがキッカケで始まったプロジェクトで、高さ調節可能な電子制御シート機能と取り外し可能な充電器内蔵バッテリーというAnthem最大の特徴をそのままに、Sosa Metalworksの持てるアイディアと技術を投影。 クリスティアン・ソーサ氏はこれまでガソリンエンジン車をベースにカスタムを施してきたため、新しいマシンを手掛ける際にはエンジンとミッションに焦点を当て、ベースとなるモデルが将来どのように発展するかを想像しデザインしてきたといいますが、今回はベースモデルが電動バイクであるため、同氏がよく使う曲線的なデザインに比べ、よりシャープで直線的なラインを選択。
外装はよりモダンなマシンに仕上げるため、スチールよりも加工が難しいアルミが使用されており、併せて軽量化も図ることでパフォーマンスの向上にも焦点が当てられています。 今回のカスタムを製作するにあたり、クリスティアン・ソーサ氏はその拘りについて次のうように話します。