ティム・クック、朝4時の習慣。最も生産的な朝のはじめ方とは
メール確認後にするもう一つの習慣
メールを一時間かけて読んだ後、クックはジムで一時間過ごすのだそうです。「出社する前に、ワークアウトに行きます。」とクックは語っています。 ジムでは一時間ほど運動しますが、たいていは筋力トレーニングです。その間、仕事は一切行ないません。電話をチェックすることもありません。ワークアウトに完全に集中します。 繰り返しますが、クックの習慣から学ぶべきことは、地上で最大の会社を経営する人物と同じように、生産性を高めるためにジムで一時間、運動しなければいけないということではありません。
ティム・クックから学べる、結果を出すために意識すべきこと
自分の時間をどう使うかを意識して考えるべきだという点が大切なのです。 自分の健康状態に集中するために時間を使いたいのであれば、iPhoneはジム・バッグに入れておくほうがいいでしょう。そうすれば、不要な注意散漫を避けることができます。 何であれ一日の最初に行なうことによって、その日の残りの調子がどうなるかが決まってしまいます。 それが、この話から学ぶべき点です。何に集中し、何に関心を持つかが決まってしまうのです。 クックが一時間かけてメールを読むことから一日をはじめているのは、アップルが作る製品がお客様に与える影響や、どうすれば製品がもっと良いものになるかという従業員のアイデアに集中したいためです。 これこそが、すべてのCEOが習慣とすべきことです。お客様や従業員の声に集中しなければ、最も重要なことに疎くなって、それに気付くこともできなくなります。 「コミュニティが何を感じているかを理解するという点から考えると、これが正攻法なのです」とクックは語っています。 この習慣は誰にとっても時間の無駄遣いとはならないはずです。 Source: Apple Originally published by Inc. [原文] Copyright © 2023 Mansueto Ventures LLC.
嶋谷和幸