あすから年末交安全県民運動 松阪署と大台署で出発式 三重
三重県松阪多気地区交通安全対策会議などは、あす1日から始まる「年末の交通安全県民運動」(10日まで)に先立ち、29日午後2時から松阪市中央町の松阪署駐車場で出発式を行った。同会議の委員や参与、協力団体など約150人が参加し、交通事故撲滅への意識を高めた。
同運動は交通安全思想の浸透を図り、交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるなど、交通事故防止の徹底を図ることを目的に毎年実施している。 出発式では、西條一人松阪署長が10月末現在の同署管内での交通事故死亡者数が7人(前年同期比4人増)であるとした後、「年末にかけて交通事故が多発する傾向にあります。安全で安心なまちづくりにご協力をお願いします」などと話した。 式では、反射材着用推進推奨像伝達式が行われ、下村由美子明和町長から市老人クラブ連合会松阪支部阿坂校区に像が伝達され、小林千春理事(75)=小阿坂町=が代表で受け取った他、中央町の私立まつさか幼稚園の年長33人が「あんぜんのおやくそく」として、「道路には絶対に飛び出しません」「知らない人には付いていきません」「車に乗る特はチャイルドシートに座ります」と大きな声で宣言した。 その後、交通指導取締部隊の白バイ、パトカーと広報啓発部隊の車両がが出動し、参加者全員で見送った。 また、大台署は同日午後3時から多気郡大台町佐原の町役場駐車場で、約50人の関係者が参加して出動式を行った。