帰省・旅行・買い出し…車に乗る機会が増える年末年始 JAFに聞く 運転の注意点は 福岡
FBS福岡放送
2024年も残り1週間をきり、新年を迎える準備が各地で進んでいます。年末年始、帰省などで車を利用する人が増える中、交通事故に注意が必要です。
全長41メートル、高さ11メートル。世界最大といわれるブロンズ製の釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)のすす払いが、福岡県篠栗町の南蔵院で行われました。参拝客などおよそ200人が、長い「ササ」や布で1年間のほこりを落とし、新年の無病息災を祈願しました。
2024年も残すところあと6日です。帰省や買い出しなどで車に乗る人が増える時期でもあり、JAFは事故やトラブルへの注意を呼びかけています。 ■中村安里アナウンサー 「まもなく年末年始ですが、JAFにとってどんな期間ですか?」 ■JAF福岡支部 セーフティアドバイザー・田中至道さん 「年末年始は救援要請が多くなる期間です。福岡県内でも年末年始で一番多い日は 500件を超える救援要請があります。普段運転しない方や、帰省で福岡以外の所から戻ってきた方も運転されるということで、普段よりも運転する人が増えるのが要因の一つかと思います。一番多いのはバッテリー上がり、その次がタイヤのパンク・バーストというのが、救援要請の中では多いです。」 トラブルを避けるためには、ディーラーや自動車用品店が休みに入る前に点検を済ませることが重要だといいます。
そしてもう一つ、注意が必要なのが“チャイルドシート”です。 これはJAFが公開した実験映像です。激しい衝突の中でも、後部座席の人形はチャイルドシートに固定されたままです。チャイルドシートは法律で6歳未満に着用が義務づけられていますが、JAFは年齢を問わず身長150センチ未満の子どもの着用を推奨しています。 ■田中さん 「身長が150センチに満たないお子さんは、大人用のシートに座るのは危険なので『ジュニアシート』を使っていただきたいと思います。」 ジュニアシートは、学童用のチャイルドシートとも呼ばれ、大人用のシートベルトにまだ体格が合わない子ども向けのものです。