アミューズ、山梨県西湖に複合型レストランをオープン コンセプトは「奥・山梨料理」
アミューズは15日、山梨県西湖に複合型レストラン「Restaurant SAI ●(レストラン サイ/●は「火」を3つ書いた下に「ホ」)」を6月1日に開業することを発表した。 【写真】クリエイティブな料理を楽しめそう…料理長を務める豊島雅也氏 2021年に山梨県の西湖に本社を移転して以降、山梨のさまざまな地域資産を活用し、地域の生産者、事業者、クリエイターの協力を仰ぎながらライフカルチャー事業を進めてきた同社。その活動のなかで富士河口湖町でレストラン「TOYOSHIMA」を営む豊島雅也氏と出会い、さまざまな企画を共同で開催。今回、「ゴ・エ・ミヨ」3年連続受賞、2023年度農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」を受賞した同氏を料理長に迎え、レストランの開業が実現した。 料理は、「奥・山梨料理」をコンセプトに、富士北麓の稀有な自然に育まれた食材を使い、従来の概念にとらわれず「生きとし生けるものをすべていただく」という発想で挑む新たなガストロノミーを提供。ペアリングには、山梨ワインだけでなく、県産の日本酒、クラフトジン、クラフトビールなどの多彩な組み合わせを予定。県内のワイナリーや蒸留所の協力を得て、「奥・山梨料理」をさらにひきたてるマリアージュを用意する。 また、敷地内では「食を通して生き抜く力を学ぶ」ためのさまざまな取り組みも行う予定で、栽培、養蜂、狩猟、発酵などが実践できる設備を設け、食の新たな可能性を追求する拠点となることを目指す。 なお、レストランは3月15日より予約受付をスタート。5月には開業に先駆けて東京都内のイベントにも出店予定となっている。