50歳の今もこの美貌、有名モデルが「食生活」を変えたきっかけ かつては1日プリン1個の日も、そして今は…
50歳になった今でも驚くような美しさを見せてくれるモデルの長谷川理恵さんですが、実は卵や乳製品を使わない「ヴィーガンスイーツ」を日本でメジャーにした第一人者なのをご存じでしょうか。長谷川さんは2012年に経営者の楠本修二郎さんとご結婚され、現在ではご家族と幸せな日々を過ごされています。長谷川さんの充実した毎日の様子を、SNSなどでご覧になった事のある方も多いのではないでしょうか。そんな長谷川さんがヴィーガンスイーツに目覚めたきっかけは、なんとお子さんの存在でした。 【写真】長谷川さんの作ったケーキはコチラ
モデルなのに食べるのが大好き?
ーー 食に関するインタビューになります。モデルの方の食生活やヴィーガンスイーツへのこだわりなど、今回はたっぷり伺わせてください。 食に関しては、ご飯をしっかり食べるようにしてます(笑)。今は鎌倉に住んでいるんです。海が近いこともあって、魚がすごく美味しくて。私もよくお魚屋さんで地元の魚を買って料理するんですよ。 ーー お料理はけっこうするんですか? 息子にご飯を食べさせなければいけませんし、料理は毎日やりますね。お肉、お魚、野菜などをバランスよく食べるようにしています。鎌倉は魚だけじゃなくて有名な鎌倉野菜などもあるので、食材には恵まれていますね。 ーー 息子さんと一緒に料理をしたりもしますか? 息子は今11歳なんですが、休みの日はふたりで一緒に料理をしたりしますよ。学校だけじゃなくて塾にも通っているので小学生とはいえ忙しいと思うのですが、本人曰く「料理をすると頭を切り替えられる」らしいです。育ち盛りなので、ハンバーグや唐揚げみたいなボリューミーなものを食べたがりますね(笑)。 ーー 長谷川さんはいつから料理をするようになったんですか? ちゃんと料理をするようになったのはひとり暮らしを始めてからですが、母親が料理教室をやっていたこともあって、昔から料理に対する関心があったんです。料理の基本は母親から教えてもらいました。 父親の仕事の関係で小さい頃はベルギーに住んでいたんですけど、ベルギーって本当に料理が美味しいんですよ。食材のレベルも高いですし、食事に対する意識が高い人も多いですね。そんなところにいたから、本当に食べることが大好きな子供でしたね。 ーーでも、モデルになるとあまり食べられないのでは…。 そうなんですよ!今はかなり変わってきましたけど、私がモデルとしてデビューした頃は「とにかく細い方が良い」という価値観が強くて、体型を維持するためにぜんぜん食べれませんでした。プリン1個しか食べない日とかもありましたね。 モデルとしてデビューさせていただいたことには物凄く感謝していますが、やっぱり辛かったですね。今は業界の価値観も変わってきているので、本当に良かったです。 ーーやっぱりモデルさんって大変ですね。そんな食生活がいつまで続いたんですか? 2000年頃まではそんな感じでしたね。テレビの企画でハワイのホノルルマラソンに挑戦することになって、それがきっかけで食生活が変わっていきました。 42.195km走り抜くには、とにかくスタミナが必要なんですよ。1日にプリン1個なんて生活をしていたら途中で倒れてしまいますから、トレーナーさんにしっかり食べるようにアドバイスされて、一気に食生活が変わりました。スタミナをつけるために自宅でレバーを料理したりもしましたね。 ーー同じ体を使う仕事でも、大きく食への向き合い方は変わるのですね。 そうなんです。それまで「とにかく食べない」という生活だったのが「しっかり食べて、しっかり運動する」という生活に変わりましたね。最初は戸惑いもありましたが、もともと食べるのが大好きだったので、だんだん慣れていきました。 ーーそれが息子さんとお料理を楽しむ今の生活につながっていると。 ええ。生活そのものが変わっていきました。あの時、マラソンに出会えて本当に良かったです。あのままの生活を続けていたら、きっとどこかで身体を悪くしていたと思うんです。50歳になった今でもこうして元気でいられるのも、マラソンを契機に「しっかり食べて運動する」という生活にチェンジ出来たからだと思います。