飛行機出勤可で残業ゼロ…『医師が集まる過疎地の病院』地域医療成功のカギは“優秀なドクターと病院の支持”
中野医師: 「鹿児島の医療に貢献したいなって。1時間半かけて鹿児島市内まで(救急車で)搬送しているという話をされて。僕が変えられるわけじゃないんだけれども、それが自分の地元であるっていうのを知って、なんか自分がそれをやらないでいる理由があんまりないなあっていう感じですかね」 子供の教育などを考え、移住はできないとあきらめていたが、愛知から通えると知ってこのクリニックで働くことを決めた。 中野医師: 「家族もいるしっていうので、その辺が折り合いがつかないなと思ったところで、いろいろ病院を探していて、今の仕事に出会った。大府市の方に家を持ったままでこちらで働けるっていうことがわかったので、今回応募した。楽しくやれているので、今はすごくいいですね」
地域医療の新たなカタチ。医療の充実が過疎化を食い止める材料にもなる。松岡院長は、そう考えている。 松岡院長: 「医療が受けられないと、もう住めないんですよね。逆に医療があれば、過疎地でもうちょっと頑張ってみようかっていうところもあるんですけど。私が医者としてやれることは、医療を充実した体制をとって、過疎地でも安心して暮らせるってことを解決していくこと。医療過疎で医療全体が厳しい所に、もっと困難な地域で作っていきたいなと思っています」 2023年7月19日放送