京アニ放火殺人事件から5年 現場で追悼式
日テレNEWS NNN
36人が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件から、18日で5年が経ちました。事件現場では追悼式が行われました。 5年前、京都市伏見区にあった「京都アニメーション第1スタジオ」が放火され、36人が犠牲になりました。 その跡地では、事件が起きた午前10時半ごろから追悼式が行われ、遺族やスタッフなど144人が参加し、祈りを捧げました。その後、八田英明社長が取材に応じ、決意を語りました。 京都アニメーション 八田英明社長 「(犠牲になった)彼ら彼女らの思いはこれからも皆が、今いるスタッフが、心に背負って体に背負って作品を続けていきたいと強く決意している」 京アニ側は、混乱を避けるため、現場周辺への一般の人の訪問は控えてほしいとしています。 14日には、宇治市の公園に事件を後世に伝えるための「志を繋ぐ碑」が完成し、18日も朝から、ファンが訪れていました。 碑を訪れた人 「つらいことを思い出すかもしれないけど、それを踏まえて一歩でも前進していけたら」 この事件では、殺人や放火などの罪に問われた青葉真司被告に、ことし1月に死刑判決が言い渡され、青葉被告側が控訴しています。