ボートレース津のG1「開設72周年記念 ツッキー王座決定戦」は11日、優勝戦が行われ、1号艇の松井繁（54＝大阪）が1コースから逃げて快勝。通算144V、G160V、当地周年7Vを決めた。 優勝戦は4コースから攻め込んだ宮之原輝紀が勇み足。それでも王者は冷静にレースを運ぶ。コンマ07の的確Sから先マイ。後続の攻めを寄せ付けず早々と独走態勢を固めた。「事故もあって1コーナーでは苦しい隊形になったけれど、うまく逃げ切ることができた」と振り返る貫禄のイン逃げだった。 7回目の当地周年制覇。「7回はできすぎですね」とニッコリ。そして「誰か抜いてみろ！」と、貫禄の言葉も飛び出した。 賞金ランキングは13位に浮上。また来年3月のの若松SGクラシックの権利も獲得した。「賞金アップはうれしいこと。クラシックのことは近くになったら考える」とキッパリ。最大の目標は2020年以来4年ぶりとなるグランプリ出場だ。グランプリへの思いは誰よりも強いだけに王者の走りから目が離せない。
東スポWEB
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