【秋場所】元朝青龍 大の里の取り直しに〝物言い〟「どこ見てるの審判部!? 琴桜の勝ち」
まさかの〝物言い〟だ。大相撲秋場所13日目(20日、東京・両国国技館)、関脇大の里(24=二所ノ関)が大関琴桜(26=佐渡ヶ嶽)を取り直しの末に破り、12勝目(1敗)。2度目の優勝に王手をかけるとともに、大関昇進の目安とされる三役の地位で3場所合計33勝に到達した。 【写真】琴桜を寄り切りで破った大の里 最初の相撲は両力士が土俵際でもつれる展開。行司軍配は琴桜に上がるも、審判団から物言いがついて同体の判定となった。取り直しの一番は、大の里が一方的に寄り切って快勝した。 取り直しの際に審判長の粂川親方(元小結琴稲妻)は「琴桜の足が出るのと大の里の体が飛ぶのが同時ではないかと物言いがつき協議した結果、同体と見て取り直しといたします」と説明。大の里は最初の相撲について「勝ちはないかなと思っていた。最悪で負け、運が良くてもう一丁と思っていた」と振り返った。 そうした中、元横綱朝青龍が自身の「X」(旧ツイッター)を更新。「どこ見ているの審判部!? ビデオ室 NHKアナウンサー達!? 取り直し無し 大関琴桜勝ちましたよ」とのメッセージを投稿。取り直しの判定に納得がいかない様子だった。
東スポWEB