中学生の息子はゲーム大好き。「毎月1本はゲームを買って」と言われるのですが、ぜいたくすぎますよね?
ゲームソフトを買う頻度は?
結論からいえば、若い世代ほど購入頻度は高いようです。独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する「J-Net21」が国内在住の20歳から60歳までの男女を対象に、インターネットによるアンケート調査「家庭用ゲーム機及びゲームソフトに関する調査」を行っています。 全体の利用頻度は年に1回以下が65%と最も多く、特に20代男性では月に1回以上利用する人の割合が26%、30代男性では17%、20代女性では15%、30代女性では10%となっています。 親が購入費用を負担する10代の調査結果はないものの、若ければ若いほどゲームソフトの購入頻度は高くなる傾向にあるようです
親として適切な制限を設ける
子どものゲーム利用に適切な制限を設けるための方法はいくつかあります。次のような制限を設ける際には、子どもとのコミュニケーションを大切にし、理解と協力を得ることが重要です。 ・時間制限 ゲームのプレイ時間を制限することは、最も一般的な方法です。宿題や家事を終えた後など、特定の時間にのみゲームをプレイできるようにするか、1日あたりのプレイ時間を制限することを意味します。 ・内容の監視 子どもがプレイするゲームの内容を理解し、その内容が子どもに適しているかどうかを確認することが重要です。ゲームのレーティングをチェックしたり、ゲームのレビューを読んだり、自分自身でゲームを試すのもよいでしょう。 ・購入制限 ゲームの購入を制限することも有効な方法です。新作ゲームソフトの場合、ゲームソフト1本あたりの費用は5000円~10000円程度が一般的ですが、子どもを持つ多くの家庭にとって気軽に出せる金額ではありません。 場合によっては正直に家計を圧迫していることを伝え、新しいゲームを購入する前や課金をする前に親の許可を得る必要があるというルールを設けましょう。
親子で話し合いルールを決める
新作ゲームソフトは買い切りとはいえそれなりの値段はしますし、オンラインゲームの場合は、基本料金やアイテム課金などで追加の費用が発生する場合もあります。ぜいたくかどうかは家庭の収入と支出によるので、ゲームソフトにかかる費用が家計にどの程度の影響を与えるのかについて、子どもと一緒に検討する必要があります。 この問題を解決するためには、ゲームソフトの購入に関するルールを決めて、親子で理解を深めていくことが大切だといえるでしょう。 出典 株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所 男子中学生の半数が毎日オンラインゲームを利用 独立行政法人中小企業基盤整備機構 J-Net21 市場調査データ ゲーム販売 国民生活センター 子どものオンラインゲーム 無断課金につながるあぶない場面に注意 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部