MLB公式インスタグラムはワールドシリーズのロゴ入りユニフォームを着た大谷が笑顔で落ち葉を投げる動画を公開した

【ロサンゼルス23日（日本時間24日）＝山田結軌、横山尚杜、丹羽政善通信員】米大リーグのワールドシリーズ（WS＝7回戦制）が25日（同26日午前9時8分開始）に開幕する。ドジャースの大谷翔平投手（30）はヤンキース投手陣に今季、対戦打率・154（13打数2安打）に封じられている。対応すべきポイントは「外角低め」だ。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん ドジャース打線の鍵を握る大谷。今季、ヤンキース投手陣には外角低めを攻められ、対戦打率・154（13打数2安打）に抑えられている。 「本当に強いし、素晴らしいチームだと思う。もちろん、ジャッジ選手も素晴らしいが、他にも素晴らしい選手が多い。全員で立ち向かっていかないと勝てない」 WS進出を決めた20日に中継局の放送席で語った大谷。今季、ヤンキースとは6月7日から敵地で3連戦を戦い、チームは2勝1敗と勝ち越している。 ヤンキースの大谷対策は明確だった。右投手は基本的には内角高めと外角低めを攻めた。直球、チェンジアップ、シンカーが75％以上。直球は内角高めに投げ、外角へはシンカーとチェンジアップを集めるオーソドックスな攻めだ。左投手は直球が45％でカットボールとスイーパーで45％。投手の左右を問わず、長打警戒から外角中心の配球だった。 WSでも相手バッテリーは大谷の体から遠く、力の伝わりにくいコースを狙う展開が予想される。真ん中へ入る失投をいかに捉えるか。あるいは、外角のボールゾーンで空振りを誘う球をいかに見極めるか。それが、キーポイントになりそうだ。