安全対策完了は今月19日ごろの見込み 運休続く中央アルプスのロープウエー 山麓駅に通じる県道で土砂崩落 運行会社「1日も早い復旧を」
長野県駒ヶ根市の「駒ケ岳ロープウェイ」は、麓の駅に通じる県道で土砂崩落が起き、運休が続いています。県が安全対策を進めていますが、作業の完了には今月19日ごろまでかかる見込みだということです。 運休しているのは、中央アルプスの千畳敷と麓を結ぶ「駒ケ岳ロープウェイ」です。 県伊那建設事務所によりますと、麓のしらび平駅に通じる県道駒ケ岳公園線では、7月2日朝、法面の土砂が崩れ道路を塞いでいるのが見つかりました。土砂はすでに撤去しましたが、法面には不安定な地盤が残っていて、落石防止用のネットも壊れたということです。 このため、県道は通行止めとなっていて、ロープウエーも運休が続いています。 大阪からの観光客: 「運休を知らずに来てしまいました。とても残念です。悔しいです」 運行する中央アルプス観光: 「梅雨の終わりごろから登山のお客さまが多くお見えになるので、一日でも速く復旧していただければありがたい」 県伊那建設事務所が安全対策を進めていますが、作業の完了には今月19日ごろまでかかる見込みだということです。
長野放送