公園の遊具のボルト 何者かが抜いたか 女児落ちてけが
九州朝日放送
女の子がけがをする事故が起きたのは、公園のアスレチック遊具でした。 久留米市によりますと、田主丸中央公園で今月5日、遊具で遊んでいた5歳の女の子が、遊具の上の部分から網に滑り落ち、顔に擦り傷を負いました。 久留米市田主丸総合支所・環境建設課の梅野智成主査は、「デッキ部分を固定しているボルトが2本あるが何らかの要因によってなくなってる」と説明しました。 ボルトが外れ不安定になっていた足場の板から滑り落ちたとみられています。 事故直後に確認した梅野主査は、こう指摘します。 「ボルトを上から差し込んで丸太に固定されるような構造になっているので、上から引き抜かない限りはボルトがなくなるのが難しい」 市は「何者かにボルトが抜き取られた」とみて、警察に被害届を提出しています。 公園は土日、子どもや家族連れがしばしば訪れる場所だということです。 付近住民は、ボルトが抜かれた可能性があることについて、「いけないですね。みんなが使うことですから」と話しています。 梅野主査は「イタズラなのか分かりませんが、遊具の部品を取ることなどは非常に危険なことに繋がる。遊具の点検、安全管理をしっかりとやっていきたい」としています。
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