ハリケーン「ベリル」被害拡大 バイデン大統領、テキサス州に大規模災害宣言
ハリケーン「ベリル」がアメリカ・テキサス州に上陸し、少なくとも8人が死亡するなど被害が広がっています。バイデン大統領は、テキサス州に大規模災害宣言を出すことを承認しました。 ハリケーン「ベリル」は8日、アメリカ・テキサス州に上陸し、CNNによりますと、アメリカ国内の死者は、南部のテキサス州やルイジアナ州で少なくとも8人にのぼりました。広い範囲で道路が冠水したほか、9日午後もおよそ200万世帯が停電していて、復旧作業が進められています。 被害の拡大を受け、バイデン大統領は9日、テキサス州に大規模災害宣言を出すことを承認しました。 「ベリル」は勢力を弱めハリケーンではなくなりましたが、当局は、被害が拡大した地域で猛暑への警戒を呼びかけるとともに、今後の進路にあたる地域では、大雨や竜巻への警戒を呼びかけています。