「じっくりコトコト」北口榛花笑顔で再始動 “異種競技”から学び 新語・流行語大賞には「今から使われても…」
陸上・やり投げのパリ五輪金メダリスト北口榛花選手が14日、都内で報道陣の取材に応じました。 【画像】日本ハムのユニホームを着て始球式に登場した陸上やり投げの北口榛花選手 地元・北海道でのパレードやテレビ出演など、休む間もなく過ぎ去ったオフを振り返り「たくさんの方に応援していただいたと改めて実感した。旅行に行ったり地元で友達とも会えた。今しかできないことができた」と充実感をにじませました。 現在は有酸素系のトレーニングを中心に練習を再開。「バドミントンとか水泳、体操も習いながら始めて…」と様々な競技を練習に組み込みながら、柔らかさと力強さに磨きをかけていることを明かし「料理と一緒で強火で焼きすぎないように。トレーニングの強度と火加減間違えないように、1年間じっくりコトコトやっていけたら」と“北口節”で報道陣の笑いを誘いました。 また、パリ五輪の際に口にした「名言が残せなかった」が新語・流行語大賞にノミネートされていることについて聞かれると「何も流行ってない言葉がノミネートされたとニュースで知った。同級生からラインが来たりして『次から使うね』と言われても、今から使われても今年の流行語大賞には遅いんじゃないかな」と笑顔がはじけました。 2025年は連覇のかかる世界選手権が日本で開催されるなど、さらなる注目が予想されます。「(会場の)国立競技場が満員になっているというシチュエーションを見たいという気持ちは選手としてあるので、楽しみにしている。(26歳で)選手として1番いい年代の時期だと思うので、勝負も大事にしたいし、自己記録更新できたら」と意気込みました。 北口選手は来季、5月の国際大会でシーズンインの予定です。