パナソニックHD子会社が検査データ改ざんなどの不正
パナソニックホールディングスの子会社が自動車や家電に使われる電子部品の材料について、検査データを改ざんするなどの不正を行っていたと発表しました。 パナソニックホールディングス子会社のパナソニックインダストリーは、自動車や家電に使われる電子部品の材料などを製造・販売していますが、その品質の認証登録で検査データを改ざんしたり、新製品に過去に認証された製品の品番を使ったりする不正を行っていたということです。 不正は1980年代から続いていたとみられ、国内や中国、タイなどで生産された52種類に及ぶということです。 これまでに不正が原因とみられる家電製品などの不具合はないということですが、パナソニックインダストリーは12日付で社外の有識者による調査委員会を設置し、原因究明などを進めるとしています。