＜巨・D（8）＞3勝目の堀田（左）は阿部監督に出迎えられる　（撮影・西川祐介）

　◇セ・リーグ　巨人4―0DeNA（2024年5月15日　福井） 　巨人の5年目右腕・堀田賢慎投手（22）が15日のDeNA戦（福井）で今季3度目の先発登板。6回2安打無失点と好投し、無傷の今季3勝目をマークした。これでリリーフ登板も含めて15回1/3連続無失点となっている。 　試合後、堀田の良さを聞かれた阿部慎之助監督（45）は「球種も少ないし、なんでだろうなと思って、逆に」とし、「スピードも141、142でも抑えるからね。良い意味で不思議な投手だなと。相手も打てそうで打てないんじゃないかなと思って見ていました」と2019年ドラフト1位右腕を評した。 　堀田は4月28日のDeNA戦（横浜）で2―2で迎えた5回、1死満塁で打席に4番・牧というピンチに2番手として登板。わずか4球で三ゴロ併殺打に仕留める見事な火消しぶりを披露し、直後の6回に味方打線が勝ち越したことから2022年8月5日のヤクルト戦（神宮）以来632日ぶりとなる今季初勝利をマークした。 　前回登板した8日の中日戦（バンテリンD）では6回途中6安打無失点の好投で今季2勝目。この日は6回2安打無失点で、リリーフ登板も含めて15回1/3連続無失点となっている。