友道康夫厩舎の「プラス条件・マイナス条件」 戸崎圭太騎手とのコンビで複勝率50%超
ダートよりとにかく芝!
次に友道厩舎のマイナス条件についても確認していく。 <友道厩舎のマイナス条件> ダート×前走芝【1-8-1-43】勝率1.9%/連対率17.0%/複勝率18.9%/単回収率5% 福島芝【2-6-5-27】勝率5.0%/連対率20.0%/複勝率32.5%/単回収率27% 芝重賞×東京【5-4-7-68】勝率6.0%/連対率10.7%/複勝率19.0%/単回収率42% 友道厩舎はダートより芝の方が圧倒的に数字が良い。集計期間内の芝トータルでは勝率16.7%、単回収率80%に対して、ダートトータルが勝率10.7%、単回収率62%。基本的には芝で狙っていこう。トップ厩舎ゆえに芝からダートに替わる馬が平均5.5人気とまずまずの支持を集めるが、その成績は【1-8-1-43】で勝率1.9%、単回収率5%、複回収率40%と苦戦している。 ここからは芝のマイナス条件について。競馬場別では、福島芝が【2-6-5-27】で勝率5.0%、単回収率27%と低調。また、好走例のほとんどが2000m以上であり、2000m以上【1-6-2-14】連対率30.4%、1800m以下【1-0-3-13】連対率5.9%と、大きな差が出ている。福島芝1800m以下では、単勝や馬連は嫌ってみるのも面白い。 芝重賞では意外にも東京コースの回収率が低く【5-4-7-68】で勝率6.0%、単回収率42%、複回収率45%と全体的に低調。日本ダービー3勝などの実績から人気が先行しやすいようだ。ちなみに、その日本ダービーの舞台である東京芝2400mの重賞では【1-2-1-23】勝率3.7%、単回収率15%。過去5年で勝利したのは22年ダービーのドウデュースだけだ。 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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