梅ジャムと菓子作り販売 田辺市中芳養中1年生、和歌山
和歌山県田辺市中芳養中学校1年生22人が17、18の両日、JR紀伊田辺駅前の田辺エンプラス(田辺市湊)で、手作りの梅ジャムとスイーツをセットで販売する。「甘いスイーツとジャムの酸味の相性は抜群。セットがお得なのでぜひ味わって」とアピールしている。 【対話で笑顔咲く 世代超えワールドカフェ、和歌山県田辺市中芳養中学の記事はこちら】 基幹産業である梅を題材にした職業教育の取り組みで、地域の良さや課題に目を向け、将来を考えるきっかけをつくる狙いがある。校内で栽培した南高梅を収穫し、加工、販売までを体験した。 梅ジャムに合うスイーツとして開発したのが、チーズタルトとブロンディ(ホワイトチョコで作った濃厚チョコケーキ)。いずれもみなべ町の南部高校の指導を受け、食と農園科の実習棟を借りて製造した。 広報担当の宮﨑茉那さんと坂本結愛さんは「ジャムもスイーツも作るのは初めてだったけど、出来上がった時は達成感があった。味には自信がある。駅前なら地域の人はもちろん、観光客も買ってくれるかもしれない。多くの人に食べてもらえるのが楽しみ」と期待している。 販売は両日とも午後2時~3時半。梅ジャム(180グラム入り)は1個400円。ジャムとスイーツ1種のセットが600円、ジャムとスイーツ2種または2個のセットが各800円。購入は1人1セット。梅ジャム、チーズタルト、ブロンディは両日とも各25個限定。売り切れ次第終了。
紀伊民報