「中盤の嗅覚が違う」形勢互角のまま白熱の終盤戦へ!藤井聡太王座VS永瀬拓矢九段、注目の開幕戦で白星を飾るのはどっちだ/将棋・王座戦
将棋の藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(31)が挑戦する第72期王座戦五番勝負は9月4日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で第1局が行われている。注目の開幕戦は、互角のまま白熱の終盤戦へ。突入する夜戦でどのような結末が待ち受けているか、ますます目が離せない。 【映像】藤井王座VS永瀬九段 終局後の表情(生中継中) 藤井王座の初防衛か、永瀬九段の王座奪還か。注目の開幕戦は、振り駒で永瀬九段の先手に。角換わりの出だしから、藤井王座が3三金型早繰り銀を志向した。じりじりと緊張感が高まる中、戦いはいよいよ本格的な戦いへと突入した。 中盤の難所では永瀬九段の継ぎ歩攻めに対し、藤井王座が角をふわりと上がる気づきにくい一手を披露。ABEMAの中継で解説を務めた門倉啓太五段(37)、斎藤明日斗五段(26)は、「先手の方が難易度が高い将棋に見える」「藤井王座は中盤の嗅覚が違う。(角上がりの一手は)普通の人はスルーしてしまいそう」と印象を語っていた。 藤井王座の意表の一手が指されたものの、ABEMAの「SHOGI AI」は依然として互角を表示。両者は今後の終盤戦でどのような決着を付けるのか、期待は高まるばかりだ。 持ち時間は各5時間。 【夕食の注文】 藤井聡太王座 陣屋特製豚漬け重、アイスレモンティー 永瀬拓矢九段 陣屋カレー(伊勢海老・ハーフサイズ)、アイスコーヒー、抹茶 【夕食休憩時の残り持ち時間】 △永瀬拓矢九段 1時間41分(消費3時間19分) ▲藤井聡太王座 1時間38分(消費3時間22分) (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部