PLと可変NDを1枚にした丸型フィルター
ロカユニバーサルデザイン株式会社は、「0#(ゼロシャープ)」シリーズに、PLフィルターと可変NDフィルターの機能を1枚にした製品を追加。11月20日(水)に発売した。価格は82mmが2万2,000円、77mmが2万790円。 【この記事に関する別の画像を見る】 前枠の回転で偏光効果を、側面ノブのスライドで減光効果を調整できる。それぞれの効果は独立して制御可能。減光効果はND2~ND32相当で、フィルター枠には減光具合を表す目盛りを備え、大まかな濃度の確認も可能としている。 従来の可変NDフィルターでは高濃度での調整時にX状のムラが発生する課題があった。同製品では減光効果を5絞り分に抑えることでこの問題を解決したという。そのほかガラス面の素材を見直したことで従来品よりも抜けがよく、色の再現性も向上したとしている。 レンズ側の取付口径に対して一回り大きな前枠を採用することで、可変NDフィルター特有のケラレも抑制している。この設計により、同一口径のフィルターを重ねて装着することはできない。82mmの場合は被写体側が86mmに、77mmでは82mmとなる。 ガラス素材にはAGC社の光学ガラスを採用。撥水、撥油、防汚、低反射コーティングを施している。
デジカメ Watch,本誌:佐藤拓