「さらに必要になる」大谷翔平のドジャースは”戦力崩壊”している!? 米メディア「圧倒する能力はあるが…」
ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手らの活躍によってプレーオフ進出をほぼ確実なものとしているが、相次ぐ投手陣の負傷に悩まされている。特に先発投手陣の負傷は深刻であり、10月までに戦力が整わない可能性もある。米メディア『フォックススポーツ』でアナリストを務めるジョン・スモルツ氏が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング ドジャースは山本由伸投手が復帰したが、安定した先発投手は山本とジャック・フラハティ投手のみだ。エースのタイラー・グラスノー投手は右肘のけがが悪化し今季絶望となり、クレイトン・カーショウ投手もまだリハビリ段階だ。 ワールドシリーズ制覇を目指すドジャースが世界一を手にするには、昨季のテキサス・レンジャーズのように数人の優れた先発投手と圧倒的な攻撃で勝ち進むしかない。選手層の厚いドジャースであれば実現できるかもしれないが、球団のフロントはこのような事態を予測していなかっただろう。 厳しい状況に立たされるドジャースについてスモルツ氏は「ドジャースには打撃で相手を圧倒する能力はあるが、ローテーションが順調でなければ、その攻撃力はさらに必要になる」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部