B1大阪が前FE名古屋の相馬卓弥と契約…離脱者発生に伴い緊急補強、8季ぶり古巣復帰
10月11日、B1西地区の大阪エヴェッサは、ファイティングイーグルス名古屋から自由交渉選手リストに公示されていた相馬卓弥と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。 宮崎県出身で現在33歳の相馬は、182センチ80キロのシューティングガード。県立宮崎工業高校から天理大学へ進学し、大阪でキャリアを始めると、2016年のBリーグ開幕後は島根スサノオマジック、佐賀バルーナーズでもプレー。2021-22シーズンから3シーズンにわたってFE名古屋でプレーしていた。 昨シーズンは、3月に右アキレス腱断裂のアクシデントに見舞われた影響もあって、Bリーグキャリア最少となる24試合の出場に留まり、1試合平均15分35秒のプレータイムで4.8得点1.8リバウンド1.0アシスト、3ポイント成功率35.8パーセントの成績。自由交渉選手リストに名を連ねたままシーズン開幕を迎えていたが、この度、橋本拓哉がインジュアリーリスト入りした大阪へ加入することが決まった。 今回の契約発表に際して、大阪の今野翔太ゼネラルマネージャーは、橋本の離脱に伴う“補強”として相馬を獲得したことを明かし、「誰よりも早く練習に来て、練習後は最後まで残りワークアウトやシューティングをするようなプロフェッショナルな選手です。そのような面でも大阪エヴェッサの掲げる『ハードワーク』に合った選手だと思いオファーをいたしました」とコメント。 Bリーグ開幕イヤーの2016-17シーズン以来8年ぶりに大阪へ復帰することになった相馬は、「まず初めに私にバスケットボールをする機会を与えてくださった磯村社長、今野ゼネラルマネージャー、藤田ヘッドコーチ、スタッフ、チームメート、大阪エヴェッサの全ての人に感謝いたします。そして、昨シーズン、アキレス腱断裂をしてしまい沢山の方々にサポートをしていただき本当にありがとうございました。ヴェッサーの皆さん、お久しぶりです。12シーズン前に大阪エヴェッサでプロキャリアをスタートし、4シーズンに渡りプレーをさせていただきました相馬です。また大好きな大阪に帰って来られたこと、そして大好きなバスケットができることに感謝をするとともに、チームに『プラス』を与えられるよう、大阪のため、エヴェッサのために頑張ります」と、クラブを通じてコメントした。
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